
雨漏りは、快適な住環境を脅かす、深刻な住宅トラブルです。
放置してしまうと、「木の腐食やシロアリ」による被害が広がり、状況は悪化してしまいます。
雨漏りが起きた場合の主な原因としては、「経年劣化による雨漏り」、「台風時の雨漏り」、「施工不良による雨漏り」とこの3つです。
どれも同じ雨漏り被害ですが、とくに経年劣化による雨漏りが、長期間雨水が入り込んでいるケースが多いため、被害状況も大きくなりやすいです。
雨漏り修理は、どこから雨水が侵入したのか特定することが難しく、適切な場所をしっかりと改善しないことには止まらないため、工事が長期化することもあります。
そのため、雨漏り箇所によって、適切な調査や施工方法が求められます。
雨漏り調査方法
雨漏り調査の方法は、数多くありますが、轍建築では、「目視調査」、「散水調査」、「赤外線サーモグラフィー調査」を行っています。
ほとんどの場合は「目視調査」を行えば、原因を特定できます。
ですが、なかなか特定が難しい場合には、「散水調査」と「赤外線サーモグラフィー調査」を平行して行い、雨漏りの原因を追究していきます。
目視確認

散水調査

赤外線カメラ

雨漏り修理の方法
雨漏り調査を行い、原因の特定ができましたら、雨漏り修理を行っていきます。
ですが、雨漏り修理といっても被害箇所によって施工方法が変わってきます。
下記では、一部の施工方法についてご紹介します。
屋根の雨漏り修理

笠木の雨漏り修理

ドーマーの雨漏り修理

雨樋の水漏れ修理

天窓の雨漏り修理

ドレン排水水漏れ修理

ドレン排水内部のパイプの交換と、ベランダ床の防水や軒天交換や木下地交換が必要となります。
雨漏りによる2次被害とは?
雨漏りを放置してしまうと、2次被害が発生する場合があることをご存知でしょうか?
快適な生活に支障が出るだけではなく、さまざまな被害が起こります。
木材の腐食
雨漏りは湿気の影響でカビなどを引き起こし、それによって木材の柱・躯体などが腐食してきます。
そのような状態になると「構造上の問題」や「シロアリによる食害」が発生することもあります。
漏電
雨漏りによる2次被害で「漏電」もその1つです。
雨漏りによって水が家屋に流れて、電化製品が濡れてしまい漏電が起こる可能性もあります。
漏電は電化製品を故障させてしまうだけでなく、火災などを引き起こすこともあるので大変危険です。
シックハウス症候群の危険性
カビや建材に含まれている化学物質などが原因で起こる健康障害のことを「シックハウス症候群」といいます。
このシックハウス症候群は雨漏りが原因で引き起こされる場合があります。
雨漏りによって木の柱などに水が染みこむと室内の湿度が高まり、結露を起こしカビなどが発生します。
そのまま放置が続くと、シックハウス症候群になる可能性が高まるのです。
このような2次被害を防ぐために、定期的なご自宅の点検がとても重要になります。
雨漏りが発生した場合には、そのまま放置せずに早めに工事を行うことが改善策となってきます。
雨漏り修理の施工事例一覧
雨漏り修理NAVI
最後に
雨漏りは、どのような箇所が原因でも放置してしまうと、2次被害の危険性があります。
気づいた時点で、早めの修理を行い、対処していくことがとても大事です。
修理方法は、原因箇所によって、適切な施工方法が異なり、規模や工期も変わります。
雨漏り被害が少ない方が、規模も少なくて費用も抑えられる可能性が高いです。
当然の雨漏りで困っている方や、雨漏り修理方法のことで、ご不明点や気になることがありましたら、お気軽に轍建築へご相談ください。