旭ファイバーグラス株式会社で販売されている、アスファルトシングル材に「リッジウェイ」という商品があります。
このリッジウェイは、世界中で使用されており、「軽量で耐久性」に優れています。
また、意匠性にも優れており、欧米風のモダン住宅はもちろん、和風のお宅の屋根にもマッチします。
ここでは、そんなリッジウェイについて、ご紹介していきます。
リッジウェイの特徴
本体の形状・カラー
【本体の形状】
本体形状寸法:「幅349mm×長さ1038mm」、施工面積:「0.154㎡/枚」、重量:「1.7kg/枚」
【カラーの種類】
意匠性
独特の2層構造と、ランダムに粒状彩色石を塗布した色合いが立体感を演出し、棟や谷部分も同じシングル材での仕上がりとなるため統一感が出て高級感ある雰囲気を醸し出します。
また、曲面などになじみ、比較的自由度の高い設計とっています。
耐久性
リッジウェイはASTM(米国材料試験協会規格)の厳格なテスト法に合格している製品性能では安定した屋根材となっています。
無機のガラス繊維を芯材にして耐候性アスファルトを基材に使用されています。
セラミック焼付けで表面の石の色は塗装されており、耐久性に優れます。
リッジウェイは、アラスカ、ハワイなどでも使用されており気候を選ばない屋根材であります。
重量
1枚が「1.7kg」と非常に軽く、化粧スレート屋根(コロニアル)の「約1/2(半分)」の重さとなります。
軽量のため、耐震性にも優れています。
またリッジウェイは防火認定も受けており、防火性能にも優れています。
メーカー保証
リッジウェイは10年間のメーカー保証が付いています。
保証内容は「製品製造上の不具合での雨漏り」、「製品の飛散が生じた場合」製品の本体と補修工事代金の保証を行っています。
リッジウェイのメリットとデメリット
メリット
リッジウェイのメリットは「軽量」で「耐久性」もあり、製品の価格が他の材料に比べて「安価」な事です。
そのため、屋根リフォームで費用面を気にされる方に、ご提案させていいただいてます。
デメリット
デメリットは、表面の石や砂が施工中にボロボロと落ちてきます。
ですが、ある程度落ちたら、その後は落ちなくなりますし、製品上は問題ありません。
そのほか、「断熱効果」や「遮熱効果」はないことと、「3寸勾配以上」の施工となります。
(接着工法であれば「2寸勾配」から可能です。)
また、リッジウェイのデザイン性は好みがわかれるケースが多いです。
最後に
リッジウェイは、耐久性も良く、比較的安価なので、人気のある商品です。
新築、リフォーム問わず、よく使用されています。
いろいろな種類の屋根材がありますが、屋根リフォームを行う場合には、このリッジウェイも是非ご検討ください。