大屋根施工後

 

伊藤忠建材から販売されている、ストーンチップ鋼板屋根材にスカイメタルルーフがあります。スカイメタルルーフは錆に強いジンカリウム鋼板とストーンチップを融合しており、「耐久性だけ」でなく、「防災性、耐候性と美観」を兼ね備えた優れた屋根材です。

ここでは、そんなスカイメタルルーフについて紹介していきます。

スカイメタルルーフの特徴

 

スカイメタルルーフの特徴は、「ジンカリウム鋼板」と「ストーンチップ」を融合させた優れた耐久性と3種類の形状、カラーバリエーションによる豊富なデザイン性にあります。

耐久性と意匠性に優れたスカイメタルルーフは、「30年の美観に対するメーカー保証」を受けることができます。また屋根材自体が軽量なため建物への負担も小さく、ストーンチップ層によって雨音や熱を伝えにくくする性能も兼ね備えています。

 

本体の形状・カラー

 

スカイメタルルーフのバリエーションはウッド、フラット、スレートの3種類です。それぞれの本体形状やカラーについて紹介していきます。

 

スレート

スレート

 

スレートは天然スレートを忠実に再現した表情豊かなデザインが特徴的な屋根材です。天然スレートの格調高いデザインだけでなく地震や暴風、紫外線などの劣化要因に対応したハイスペックな屋根材です。

【本体形状】

寸法:「410㎜×1,325㎜」重量:「約5.75/㎡」勾配:「2.5寸勾配以上」

カラーバリエーション】

チーク、チャコール、オリーブ

 

ウッド

ウッド

 

ウッドはナチュラルな木目調が特徴的な屋根材です。直線的で立体的な木目が重厚感のあるデザインに仕上げています。デザイン性だけでなく地震や暴風、紫外線などの劣化要因に対応したハイスペックな屋根材です。

【本体形状】

寸法:「430㎜×1,325㎜」重量:「約5.75/㎡」勾配:「2.5寸勾配以上」

【カラーバリエーション】

ブラウンバーグ、チャコール、オリーブ、シルバー

 

フラット

フラット

 

フラットはシンプルなデザインで幅広い建物に調和する屋根材です。シンプルな屋根材によって建物や外壁のデザインを引き立てる役割を担ってくれます。地震や暴風雨、紫外線などの劣化要因に対応したハイスペックな屋根材です。

【本体形状】

寸法:「403㎜×1,330㎜」重量:「約6.5/㎡」勾配:「2.5寸勾配以上」

【カラーバリエーション】

ロッソ、ブラウンバーグ、チャコール、オリーブ

 

軽量

 

スカイメタルルーフの重量は、1㎡あたりスレートとウッドが「5.75kg、フラットが「6.5kgです。どちらも約6kg程度で一般的な平板スレートの「1/3、日本瓦の「1/9の軽さです。

軽量な屋根は柱や張りなどの建物の構造への負担が少なく、建物にとって長期的にやさしい屋根材です。軽量な屋根を採用することで、室内に広い空間を設計することも可能になります。また古い平板スレート屋根などの上から重ねて施工するカバー工法にも最適です。

 

遮音性・遮熱性

 

スカイメタルルーフの表面に吹き付けられたストーンチップ層によって、遮音性や遮熱性が高くなります。

通常の鋼板では雨による振動や紫外線による熱をほとんど抵抗なく、室内に伝えてしまいます。ですが、このストーンチップ層があることで雨による振動を抑えることができます。

さらに表面のストーンチップが紫外線の熱を吸収して室内への熱の伝わりを大幅に軽減することに繋がります。

 

耐久性

 

スカイメタルルーフは錆に強いジンカリウム鋼板ストーンチップ層を融合させた耐久性の高い屋根材です。

ストーンチップと呼ばれる天然石に日本の陶器瓦と同じ釉薬によって色付けをすることで、ガラスコーティング幕が生成され耐候性に優れた層を形成することができます。釉薬によってセラミックコーティングされたストーンチップ層は、陶器瓦と同じように長く美しさを保つことが証明されています。

 

メーカー保証

 

スカイメタルルーフはメーカー保証として美観30年の保証がついています。

美観保証では表面の石粒の広範囲の剥離、下地の露出、表面に塗布された石粒の退色など著しく美観が損なわれないことを保証しています。

 

屋根リフォームにも最適

下地取付け

 

スカイメタルルーフは、高い耐候性やデザイン性でリフォームにも最適です。屋根材自体が軽量なため、屋根材の重量を抑えたいカバー工法などにも採用することができます。

カバー工法を採用することで、葺き替えなどに比べて工期の短縮や廃材の軽減など、費用を抑えた環境に優しいリフォームに繋がります。

カバー工法について詳しくはこちら>>

 

スカイメタルルーフのデメリット

 

スカイメタルルーフのデメリットは、表面のストーンチップが剥離する可能性があります。ただし、広範囲にわたって剥離した場合には美観保証の対象となります。

またスカイメタルルーフを施工可能な屋根勾配は2.5寸勾配以上となっています。屋根勾配の緩い建物ではスカイメタルルーフを使用することできません。

そのほか、国内での施工事例は少なく、施工価格が高額になりやすいことや施工業者が限られるなどのデメリットがあります。近年は材料価格も高騰しており、海外輸入品のため、今後は高級屋根材になる可能性がある点もあげられます。

 

最後に

 

スカイメタルルーフは、軽量で耐久性に優れ、洋風デザインのその美観はとても魅力ある屋根材です。

ですが、デメリット施工できない場合もありますでその点もしっかりと把握しておくが大事です。

そのほか、近い商品として、ディーズルーフィングTルーフシリーズがあります。これらはよく比較されますが、ほとんど性能に差が無いため、デザイン性や依頼する施工店がどのメーカーをよく使用するかで選択するのも良いかと思います。

このスカイメタルルーフも独特なデザイン性がある商品ですので、屋根リフォームをお考えの方は是非ご検討してみてください。