屋根リフォーム工事を行う場合の選択肢として、「屋根塗装」「屋根カバー」「屋根葺き替え」があります。

それぞれにメリット、デメリットがありますが大きな違いは費用と耐久性となります。

ですが、施工方法を選ぶにしても費用の差が大きいので、屋根塗装と屋根葺き替え(カバー工法含む)ではどちらが良いのか迷ってしまう方も多いと思います。

ここでは、状況別にどちらがおススメの施工法なのかご紹介していきます。

安さで判断する

安さで判断するのなら、間違いなく屋根塗装です。

工期は短く、他の工事よりも約1/3の費用でおさまります。

また、外壁塗装工事と一緒に行うと、その分手間が減って費用も抑えられます。

築10年目での屋根リフォームは屋根塗装を行うお宅が9割以上となります。

ランニングコストから判断する

ランニングコストで判断するのなら、屋根葺き替えがおススメです。

とくに、廃材処分費と解体費用が発生しないカバー工法はおススメです。

お家を何年使用されていくかにもよりますが、40年間使っていくには塗装だけでは屋根をもたせることが難しいです。

昔のアスベスト材含有の化粧スレートであれば、塗装のみでもっているケースもありますが、近年での屋根材では雨漏りリスクはとても高いです。

そのため、最終的には葺き替えを行う必要があります。

初めから築10~15年目で耐久性の高い屋根材に葺き替えていれば、間の塗装代金が発生しなくて良くなりランニングコストが抑えられます。

【屋根塗装】 10年目:20万円 20年目:20万円 30年目:55万円 計95万円

【カバー工法】10年目:55万円 20年目:0万円  30年目:0万円  計55万円

屋根の状態から判断する

ニチハ パミール他

既存の屋根材に、「ニチハ パミール」「クボタ アーバニーグラッサ」が使用されていた場合には葺き替えがおススメです。

アスベスト含有のスレート材からノンアスベストのスレート材に変わった「移行期」に生産された不具合が生じやすい屋根材です。

しっかりと段階を踏んだ屋根塗装を行っても、数年で剥離や剥がれてくる可能性がとても高いです。

劣化の進んだ屋根

屋根材の傷みが酷い場合には、葺き替えがおススメです。

築20年以上過ぎていて、一度も塗装されていないスレート屋根です。

表面がコケや汚れで覆われていて、屋根に乗るとバリバリと割れたりします。

塗装作業中に、割れが悪化してしまうケースです。

3回目のメンテナンス

屋根塗装を過去2回行い、3回目のメンテナンス時には葺き替えがおススメです。

3回目となると屋根材自体の劣化が進行していて、塗料がしっかりと入りません。

数年で剥離や剥がれが発生する可能性が高く、塗装しても無駄になってしまう恐れがあります。

雨漏りが発生している

屋根から雨漏りが発生している場合には、葺き替えがおススメです。

屋根材の下に張ってある防水シートが傷んでいるので、根本を直さない事には雨漏り改善できません。

また、原因特定を行うためには、屋根を解体しなければいけない場合もあります。

まとめ

屋根塗装は、あくまで素材の保護を担う役目がありますが、塗装をしても素材はどんどん古くはなります。

古くなったものに、塗装を再度行っても効果は薄れていきます。

また、雨漏りリスクも高まってくるのです。

以上を簡単にまとめると

築年数が浅い場合には、「屋根塗装」

ランニングコストを考えると「屋根カバー・葺き替え」

築年数が古くなってきたら、「屋根カバー・葺き替え」

がおススメです。

轍建築では、そのお宅にあった的確なプランをご提案できます。

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