屋根塗装の施工前

 

川崎市中原区のS様邸にて、屋根塗装工事を行いました。

屋根材にコケや汚れ、棟板金の釘浮きやコーキングの劣化と、年数相応の傷みが発生していました。

タスペーサーの挿入が必要ないほど、スレート屋根材が劣化して浮いてきており、作業中に割らないように気を付けて作業を行っていきました。タスペーサーについて詳しくはこちら>>

ここでは、その施工事例をご紹介します。

屋根塗装工事の施工事例

高圧洗浄

 

仮設足場の設置後に、高圧洗浄を行って、溜まった汚れやコケをキレイに洗い流していきます。

塗装を行う前の高圧洗浄はとても重要で、ここでしっかりと洗い流さないと塗膜の密着や効果が低下してしまいます。

 

高圧洗浄後

 

高圧洗浄後の屋根の状態です。

 

下塗り後

 

高圧洗浄後に、下塗りを入れていきます。

経年劣化した屋根材は、塗料をとても吸い込みます。そのため、しっかりと吸い込みきるまで、念入りに塗っていきます。

 

ヤネフレッシュフッ素

 

本塗り塗料には、SK化研のヤネフレッシュフッソを使用しました。

フッ素は超高耐久塗料で、下地の状態にもよりますが、耐用年数が長く保てます。

詳しくは下記に記載▼

 

中塗り

 

ヤネフレッシュフッ素を使用して2回目の中塗りを行っていきます。

 

上塗り塗装

 

中塗りが乾いたら、後日もう一度上塗りを塗っていきます。

 

屋根塗装施工後

 

大屋根の箇所の塗装工事の完了です。

 

下屋根施工前

 

続いて、同様に下屋根部分の塗装も行っていきました。

 

下屋根下塗り

 

大屋根同様に、下塗り材をスレート屋根にしっかりと吸い込ませます。

 

下屋根中塗り

 

細部まできちんと中塗りを入れていきます。

 

下屋根上塗り

 

再度、上塗りを行い完了です。

 

工事のまとめ

 

工事期間は、3日間の作業でした。屋根勾配が少なく、寄棟タイプのため、比較的作業はスムーズに進みました。

ですが、今回のS様邸のように屋根勾配が少ないと、雨水の流れが悪く、屋根材が雨水を吸収しやすいので、劣化速度や雨漏りリスクも高まります。

そのため、屋根リフォーム工事はとても重要となってきます。

勾配が少ない場合には、メンテナンスを少し早めの「8年前後」からご検討をおすすめ致します。

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使用塗料の特徴と施工保証の年数

今回使用した塗料

■ヤネフレッシュF

 

SK化研のヤネフレッシュシリーズ

カラーベスト・コロニアル塗り替え専用ふっ素樹脂塗料

屋根塗料のグレードについて詳しくはこちら>>

 

■その性能

 

優れた隠ぺい性:隠ぺい力が高く、下地の透けがありません。

超耐久性:ふっ素結合の強靱な塗膜は、酸性雨や熱・紫外線に対して優れた抵抗性を発揮します。

防かび、防藻性:特殊な設計によって、優れた防かび・防藻性を発揮します。

優れた密着性:旧塗膜に対して優れた浸透性を示し 、優れた密着性を発揮します。

 

施工保証の年数

 

施工保証の年数は5年間となります。(2023年現在は屋根のフッ素塗料は8年保証となります)

ヤネフレッシュFのメーカー発表の期待耐用年数は10年前後となります。