横浜市南区のS様邸にて、新しく雨樋の取付けを行いました。
今回は「1F部分の増改築リフォーム」の仕上げとして、屋根と雨樋の取付けを行っています。
「基礎から骨組み躯体2×4」での工事を進めていき、「屋根葺き・サイディング壁取付・板金工事・内装工事」と完了して最後に雨樋取付けを行っています。
ここでは、その雨樋新規取付けの施工事例をご紹介していきます。
施工事例
新しく雨樋を取付けるにあたり、まず水を流す方向を決めて、雨樋を取付けるための金具を設置していきます。
(今回は、左から右側に水が流れるような仕様になります。)
まずは、雨樋の勾配を考えて金具を両端に取付けていきます。
両端に金具を取付けたら水糸を張っていき印をつけていきます。
印をつけた箇所に、金具を取付けていきます。
あらかじめ用意しておいた雨樋の材料を、寸法通りにカットして取付けた金具に雨樋を設置していきます。
軒樋と、縦樋のつなぎ目の集水器も一緒に取付けていきます。
雨樋の材料は、「ダンラインエクセルDL55」を使用しています。
軒樋の取付が終わりましたら、竪樋を取付けていきます。
下に排水口がありませんので下に竪樋を流さずに、既存の竪樋に接合させて雨水を流していきます。
既存の樋をカットして、接合のジョイントを設置して取付けます。
最後に接合部に専用の接着剤を塗って完工となります。
工事期間は部分的な取付けのため、数時間の作業で仕上がりました。
角樋は、丸樋よりは強固で水の量も多く流すことが出来て、雨漏れ(オーバーフロー)もしにくいです。
また、重厚感もあり、色合いも茶系で、デザイン性にも優れていると思います。
まとめ
雨樋は、屋根に流れた雨水をまとめて、地面に流していく大事な役割を果たしています。
取付け方法は、そこまで難しくなく、工期もm数によりますが「1日作業」が多いです。作業の中では、比較的に最後の仕上げとして雨樋の取付けが入ります。
屋根や壁などを取付けないと雨樋の設置できないためです。
新規で雨樋の取付け後は、素材が塩ビの場合「20~30年」を目安にまた交換をしていく流れとなります。
経年劣化で雨樋も不具合(歪みや割れ)が生じてしまうため定期的な修理が必要となります。
轍建築では、新規取付はもちろん、部分的な修理から交換工事まで行っています。
雨樋の事で、何か気になることや不明点等ありましたら、お気軽にお問合せ下さい。