横浜市港南区のK様邸にてスレート屋根の塗装を行いました。
前回の塗装から10年以上経過して塗膜の劣化が進んできたため、塗り直しのご相談を受けて対応させて頂きました。
こちらでは、スレート屋根をヤネフレッシュという塗料で塗り替えを行っていきましたので、その施工事例をご紹介します。
屋根材の劣化状況
棟板金のコーキングが劣化して隙間が空いていました。
棟の下地は木材なので、雨水が入り込むと腐食してしまう原因となります。
全体的に、コケや汚れが発生していました。
とくに軒先は雨水が集中するため、コケや汚れが発生しやすく傷みが進みます。
施工事例
はじめに仮設足場を設置して、高圧洗浄を行っていきます。
その後、「棟板金の釘打ち、コーキング補修、ケレン下地調整(旧塗膜などを綺麗に取り除く作業)」を行います。
下地調整完了後、塗装作業に入っていきます。
まず、下塗り(シーラー下地)を行っていきます。
スレート屋根材に塗料がしっかりと吸い込むようにまんべんなく塗っていきます。
次に中塗り(ヤネフレッシュ)を行っていきます。
最後にもう一回、上塗り(ヤネフレッシュ)を塗って屋根を仕上げていきます。
最終確認と清掃を行って、屋根塗装工事の完了です。
今回は屋根の塗り替えだけでしたので、工期は3日間で仕上がりました。
■使用材料
今回は、SK化研のヤネフレッシュの艶ありを使用しています。
ヤネフレッシュは、スレート屋根に適した塗料で実績のある塗料となります。
そのほか、遮熱系の塗料も人気があります。遮熱系の塗料についてはこちら>>
■保証期間
施工保証は5年間となっており、塗膜が剥がれた場合は無償で対応させていただきます。
工事のまとめ
年数が経つと屋根材の塗膜が劣化するため、塗膜の塗り直しが必要となるのです。屋根塗装は一度行ったから安心というわけではなく、定期的に行うことが大事となります。
ですが、3回目以降の塗装の注意点としては、塗装の回数が増えると下地の悪化から塗膜の劣化も早くなってきます。
このような状況から、3回目以降の屋根リフォームでは塗装工事ではなく、屋根カバーという選択肢もあります。屋根カバーは、既存の屋根材に新しい屋根材を被せてメンテナンスしていく工事となります。
この屋根カバーを一度行ってしまえば、新しい屋根材によって20~30年先までメンテナンス不要となりますのでおすすめです。
屋根リフォームにも、いろいろな施工方法がありますので、何かご不明点、ご質問等ありましたら、轍建築までお気軽にお問い合わせください。