ガルバリウム鋼板

 

軽量な屋根材として、扱われることが多かったトタン屋根は現在少なくなっています。

そのトタンに変わりに普及しているのが、「ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板、ステンレス鋼板」などの屋根材が開発されています。

特に近年ガルバリウム鋼板が屋根材として総合面で評価が高く、新しい金属屋根として注目を集めています。

今回はこのガルバリウム鋼板利点や注意点についてまとめてみました。

ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム鋼板

 

ガルバリウム鋼板は、薄くて軽いだけではなく耐用年数が長い屋根材です。

鋼板にアルミ二ウムと亜鉛、シリコンでメッキした材料で、これにより耐腐食性が大きく増しました。

さらに最近では次世代と言えるスーパーガルバリウム鋼板と言う、メッキをさらに改善して通常のものより3倍さびにくくしたものも出てきています。

今現在、屋根リフォームを計画している方は、できるならばこれを使いたいものです。

メリット

 

何よりも軽く、1平方メートル当たり6kgで、スレート屋根(18kg)の1/3、瓦屋根(48kg)の1/8になります。

よって耐震性に優れており、豪雪地帯の家屋にも向いています

また軽い特性を生かして、古い屋根をそのまま残して、2重屋根にするカバー工法にも適しています。

成形や彩色も思いのままにできます。

例えば瓦屋根風の形状にもでき、デザイン的にも優れています。

デメリット

 

ガルバリウム鋼板は金属板であるため、熱伝導しやすく、雨音なども大きく響く傾向にあります。

表面加工により熱を吸収しにくく音が響きにくくされていますが、やはり瓦屋根に比べると劣ります。

そのために裏に断熱材兼消音材を敷き詰めた商品を選んだほうが良いでしょう。

ですが、その断熱材入りの商品を選ぶと、スレート屋根材やシングル屋根材と比べると、費用が高くなる点が注意が必要です。

断熱材付きのガルバリウム鋼板材はこちら>>

また、屋根を完全に閉じてしまうため、水蒸気の結露が出やすい点もあります。

なお錆びにくいとは言っても金属板ですので、「塩害がある海岸地方」や「工場地帯、幹線道路沿い等はばい煙」など地域によっては、錆びが出やすくなります。

 

ガルバリウム鋼板が劣化するとどうなる?

劣化したガルバリウム鋼板屋根

 

ガルバリウム鋼板の劣化は、錆びです。

一般的には20~25年ほどで、表面が劣化しはじめて錆びが出やすくなると言われています。

それ以前であっても、長期にわたり酸性物質や塩分が目地やキズなどに溜まると、そこから錆びることがあります。

アルミニウムの白錆びは最初は気付かない場合もあり、雨漏りを起こしてしまうこともありますので、たまに屋根の点検を行う必要があります。

 

ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法

ガルバリウム鋼板水洗い

 

ガルバリウム鋼板は保証期間が長いことが利点ですが、さらに長持ちさせるために気を付けることがあります。

まず酸性物質や塩分が溜まらないように、たまに水洗いしてあげましょう。

特にいつも水が流れるところではなく、雨に濡れにくいところの方が要注意です。

そのほか、20年以上経過してきたら、劣化状況に応じて表面に塗装を行ってあげると美観が元に戻り、錆の抑制にもなります。

ガルバリウム鋼板専用の塗料もありますので、それらを使用して塗装を行っていくと、より長持ちするでしょう。

ガルバリウム鋼板の塗装事例はこちら>>

 

まとめ

 

ガルバリウム鋼板は薄くて軽いだけではなく耐用年数が長い屋根材です。

デザイン性もあり、近年では人気があり普及している屋根材です。

しかし、金属板であるため熱伝導しやすく、雨音なども大きく響く傾向にあります。

断熱材入りの商品は、少し割高となりますので、費用チェックしておいた方が良いでしょう。

耐久性は、約25年と言われており、15年前後で色あせが始まり、20年過ぎで地域によって錆が出やすくなります。

少しでも耐久性を延ばすためには、水洗いを行ったり、劣化状況に応じて表面にガルバリウム鋼板専用の塗装を行ってあげると美観が元に戻り錆の抑制にもなり、より長持ちします。

ガルバリウム鋼板は、おすすめの屋根材の一つです。

屋根リフォームをお考えの方は、是非ガルバリウム鋼板もご検討ください。