横浜市緑区｜屋根カバー工事（オークリッジスーパー）の施工事例

 

横浜市緑区のI様邸にて、屋根カバー工事を行いました。

既存の屋根材はアスベスト入りのアーバニーグラッサでした。

アーバニーグラッサについて詳しくはこちら＞＞

今回は屋根材の割れや、板金材の劣化にともない、全体的にメンテナンスを行っていきました。

ここでは、その施工事例をご紹介します。

屋根材の劣化状況

 

棟板金の錆や釘浮きによる劣化がみられました。

釘浮きは棟板金の剥がれの原因となり、錆は放置すると腐食が広がります。

 

 

そのほか、既存の屋根材が何枚か剥がれているのを確認しました。

全体的に劣化が進んでいたため、今回は先々を考えてカバー工法で施工を行う形となりました。

 

屋根カバー工事の施工事例

 

まずは、既存の棟板金と雪止めを解体していきます。

 

 

劣化した木下地も解体していきます。

 

 

各種解体後に屋根の清掃を行い、新しい防水紙を張っていきます。

防水紙は田島EX＋を使用しています。

防水シートの種類について詳しくはこちら＞＞

 

 

防水紙の張り上げ後、各種板金材を取付けていきます。

軒先には唐草、端部にはケラバ水切りを取付けます。

 

 

板金施工後、新しい屋根材を張っていきます。

新しい屋根材には、「オークリッジスーパー」を使用しています。

色は「ハーバーブルー」となります。

オークリッジスーパーについて詳しくはこちら＞＞

 

 

次に棟板金を取付けていきます。

下地には樹脂製のタフモックを使用しています。

 

 

壁際の雨押さえ部にも下地材を取付けていきます。

 

 

大屋根は棟包み板金を取付けて完了となります。

 

 

釘抜けを防ぐため、ビスで固定しています。

 

 

壁際の雨押えにも板金を取付け、上部にコーキングを施工していきます。

 

 

各種清掃を行い、屋根カバー工事の完了となります。

 

ビフォーアフター

 

工事期間は足場２日間、屋根工事３日間で仕上がりました。

屋根カバーを行うことで、耐久性も高まり、美観も良くなりました。

 

最後に

 

屋根は日々、雨風、紫外線の影響を受けるため劣化が進んでいきます。

そのため、定期的なメンテナンスがとても重要となります。

今回は30年間ノーメンテナンスのため、カバーか葺き替え工事の選択となり、ご予算からカバー工法を行っていきました。

あまり劣化が進むと塗装をはできなくなってしまいます。

築年数が経ち、屋根や外壁が汚れてきた、劣化がみられてきたら早めに修理やメンテナンスのご検討をおすすめいたします。