横浜市戸塚区のI様邸にて屋根塗装工事を行いました。
こちら築9年のお宅で外壁塗装のメンテナンスをお考えでしたので、一緒に屋根の塗装もご提案させていただきました。外壁・屋根ともに仮設足場が必要な工事になるため、一緒に塗装を行ってしまった方が足場代の節約になるからです。
ここでは、遮熱クールタイトを使って屋根の塗装を行っていきましたので、その施工事例をご紹介いたします。
屋根材の劣化状況
屋根材に細かいひび割れが複数ヵ所、棟板金の釘浮きが発生していました。
ひび割れは雨水が侵入して防水シートや屋根材を傷める原因になります。また、棟の板金の釘浮は台風時に強風で煽られて飛んでしまう原因となるため、どちらも早めのメンテンナンスが推奨されます。
施工事例
仮設足場設置後、塗装前にまず「高圧洗浄(水洗い)」を行い、下地調整「板金釘打ち補修」、「ひび割れヵ所のコーキング補修」を行っていきます。
下地調整後、塗装作業に入っていきます。
下塗り材(マイルドシーラーEPO)を屋根材にしっかりと吸わせていきます。
下塗りが乾いてから、中塗り作業(遮熱クールタイト)を2回目に塗っていきます。
仕上げに上塗り作業(遮熱クールタイト)を中塗りが乾いたらもう一度塗っていきます。
この上塗りを仕上げたら、屋根塗装工事の完了です。屋根塗装は3回塗りが基本工程となります。
■使用材料
今回は、夏の暑さが気になるという事で、使用材料は「SK化研の遮熱クールタイト」を使用していきました。
太陽の熱を塗料が反射して、部屋の内部に入る熱気を抑えてくれる効果があります。
■保証期間
屋根塗装工事の施工に対する保証期間は5年間となります。
工事のまとめ
屋根塗装工事では、まず高圧洗浄後を行い、下地調整後、塗装作業(下塗り、中塗り、上塗り)という流れが基本工程となります。
塗装を行う事で、雨水の吸収を防ぎ屋根材を守ることができます。
屋根は、遠目で見ると綺麗にみえて「まだ大丈夫だろう」と思ってしまう方も多いと思います。しかし、築10年経過してくると、見えないところで「屋根材のひび割れ、棟板金の釘浮き」などが出てきます。
ある程度の年数が来たら、屋根の点検作業を行い、現状の状態を把握されておくだけでも全然違うと思います。
屋根は定期的に点検を行い、不具合があるようでしたら、早めの塗装工事をおすすめ致します。