屋根施工前

 

横浜市港北区のS様邸にて屋根塗装工事を行いました。

以前工事を行った施主様から近隣のお宅のご紹介をいただき対応させて頂きました。

今回は棟板金の補修遮熱塗料を使用して塗装を行っていきましたので、その施工事例をご紹介します。

屋根の劣化状況

釘浮き

 

築20年目でしたので全体的に棟板金が劣化していました。

ですが、木下地の腐食はありませんでしたので、ビス留めして補強を行っていきました。

 

ひび割れ

 

スレート屋根材にひび割れがありました。

劣化した屋根材は割れやすく、隙間から雨水が入り込み内部を傷める原因となります。

 

コケや藻

 

そのほか、屋根材にコケや藻が発生していました。

 

屋根塗装工事の施工事例

釘打ち

 

浮いている釘を打ち直して、コーキングで埋めていきます。

 

ビス留め

 

位置をずらしてビスで棟板金を固定していきます。

 

高圧洗浄

 

高圧洗浄を行っていきます。汚れた屋根材(コケや藻など)を綺麗に洗い流していきます。

 

下塗り

 

高圧洗浄後、塗装作業に入っていきます。

まずは下塗り作業を行います。下塗りは屋根材と本塗り材の密着を高めるために行っていきます。

 

中塗り

 

次に本塗り材の塗布(中塗り)を行っていきます。

本塗り材には「アステックペイントのスーパー遮熱サーモ」を使用しています。

耐用年数は13年~となり、メーカー保証7年付きです。遮熱系塗料は、屋根の温度を下げる効果が期待でき、夏場に活躍する塗材となります。

 

棟板金塗装

 

棟板金などの金属部も一緒に塗装していきます。

 

上塗り

 

スーパー遮熱サーモを再度塗装(上塗り)して仕上げていきます。

2回塗ることで、屋根材に色がしっかりと入り、耐久年数もアップします。

 

仕上がり

 

塗装後に全体的に塗り残し等無いように、しっかりと確認や清掃を行って完了となります。

 

屋根塗装工事のビオフォーアフター

 

■施工前屋根施工前
■施工後屋根施工後

塗装期間は、4日間で仕上がりました。

屋根塗装を行ったことで美観はもちろん、耐久性が戻り、遮熱効果も期待できるようになりました。

 

最後に

 

屋根は年数が経つともに、紫外線や雨風によって屋根材のひび割れやコケや藻の発生、棟板金に不具合が出てきます。

劣化をそのままにしてしまうと、屋根材の剥がれや棟板金の剥がれ、最悪は雨漏りにも繋がります。そうならないためにも、10年~15年を目安に屋根のメンテンナンスを行うことが必要です。

今回は、屋根のメンテナンスの中ではコストを抑えたメンテナンス方法で「塗装と棟補修」を行いました。塗装と棟補修を行うだけでも数年~十数年は屋根の不具合を防げます。

屋根に不具合が発生してメンテナンスをご希望の方は、まずは屋根塗装をご検討してみてください。