横浜市金沢区のO様邸にて、スレート屋根(コロニアル)の差し替えと、屋根塗装を行いました。

昨年の台風で、スレート屋根材が数枚剥がれてしまったため、お問い合わせを受けて対応致しました。

屋根勾配もあり、瓦修理を行うには「仮設足場が必要」「屋根材も劣化」していたため、一緒に全体的な塗装を行っていきました。

その施工事例をご紹介します。

屋根の被害状況

 

台風による影響で屋根材が剥がれ飛んでいました。数枚ほど完全に剥がれて、防水シートが見えていました。

このままでは、防水シートを傷めて、「雨漏り」する可能性もあります。

 

 

そのほか、屋根材に「コケや汚れ、細かいひび割れ」がありました。

他の箇所も今回は大丈夫でしたが、次の台風や強風で剥がれてしまう可能性があります。

 

スレート屋根材の差し替えの施工事例

 

■ビフォー
■アフター

 

剥がれてしまった箇所に、新しいスレート屋根材を差し込んでいきます

ビスや釘等で留めることができないため、コーキングで接着して取付けます。

 

■ビフォー
■アフター

 

谷部分は、化粧スレ―トの真物を加工して、コーキングで接着して取付けます。

ちなみに部分的な差し替えですと、「屋根材の色」が違ってしまい多少不自然になります。

ですが、今回は塗装を行うため、そのデメリットはなくなっています

 

屋根塗装の施工事例

 

屋根塗装工事に入ります。

まず、長期にわたり溜まった汚れやコケを綺麗に洗っていきます。

 

屋根下塗り

 

屋根洗浄後、塗装を行っていきます。

まずは、下塗り(マイルドシーラーEPO)を塗っていきます。

屋根塗料は、「SK化研のヤネフレッシュSI(シリコン)」を使用しています。

 

 

下塗り後、「タスペーサー」という、縁切り用の役物を取付けます。

タスペーサーについて詳しくはこちら>>

 

 

タスペーサー取付け後、中塗り(ヤネフレッシュSI)を塗っていきます。

 

 

仕上げに、上塗り(ヤネフレッシュSI)を塗っていきます。

今回は、施主様にご確認の上、3回塗りがわかりやすいよう「色分け」を行い塗装しております。

 

 

全体的に最終確認と清掃を行い完了です。

工事期間は、4日間で仕上げています。

 

工事全体のビフォーアフター

 

■ビフォー
■アフター

鉄部は、錆を磨いて(下地調整)塗装を行っています。

 

■ビフォー
■アフター

3回塗ることで、「塗膜の厚み」ができ、耐久性が向上します。

劣化状況によっては、4回塗りする箇所もあります。

 

工事のまとめ

 

化粧スレート屋根は、劣化すると「ひび割れ」します。

そのひび割れが起きると、台風や強風で剥がれ飛んでしまう原因となるのです。

それを防ぐために、定期的に「屋根修理」「塗装」を行ってメンテナンスしていかなければなりません。

理想の周期は「10年」前後となります。

自然災害で、慌てないためにも早めのメンテナンスがおすすめです。

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