横浜市保土ヶ谷区のS様邸にて屋根カバー工事を行いました。
強風により棟板金(むねばんきん)が剥がれたため、その修理のお問い合わせを受け対応させていただきました。
棟板金の修理には仮設足場が必要であり、全体的に劣化も進んでいたことから、今回は屋根カバー工事を行うお話となりました。
ここでは、新しくシングル材のリッジウェイを葺いて仕上げていきましたのでその施工事例をご紹介します。
屋根カバー工事の施工事例
屋根工事を行うため、仮設足場を組んでいきます。
屋根勾配もあるため、安全面にしっかりと配慮して屋根工事の準備を行っていきます。
足場設置後に屋根工事に入ります。
まずは既存の棟板金と雪止め金具を解体撤去していきます。
次に既存の屋根材の上に新しい防水シート(改質アスファルトルーフィング)を張っていきます。
防水シート施工後、新しい屋根材と雪止め金具を張っていきます。
新しい屋根材はリッジウェイという商品で、軽量で耐久性に優れています。
メーカー保証は10年間となっております。
新しい屋根材を全体的に張っていきます。
リッジウェイは釘と屋根材に付着しているノリと専用の接着剤を用いて張っていきます。
新しい屋根材施工後、棟板金を取付けていきます。
下地には樹脂製のタフモックを使用しています。
取付けた下地に棟包み(ガルバリウム鋼板)を取付けていきます。
棟包みは、タフモックにビス固定して取り付けています。
棟板金の取合いにコーキングで防水処理を行っていきます。
最終確認を行い、問題が無ければ足場を解体して完了となります。
屋根カバー工事のビフォーアフター
工事期間は4日間で仕上がりました。
リッジウェイで仕上げることで、意匠性のある洋風デザインの建物に変わりました。
最後に
棟板金の修理を行う場合、仮設足場が必要なケースがほとんどです。
そのため、屋根全体が劣化していた場合は屋根リフォームも一緒に行うことで将来的なコストダウンにつながります。
また屋根リフォームの施工方法も、築年数が20年以上の場合は「屋根カバー工事」を行うと、より将来的なメンテナンスコストを抑えられるのでおすすめです。
屋根の修理やリフォームをお考えの方は、屋根カバー工事もご検討してみてください。