横浜市泉区｜屋根葺き替え（アスファルトシングル葺き）の施工事例

 

横浜市泉区のＳ様邸にて、屋根葺き替え工事を行いました。

既存の屋根材は、コンクリート瓦（モ二エル瓦）で、軽量屋根材のアスファルトシングル材に葺き替えていきました。

ここでは、その施工事例についてご紹介していきます。

屋根の劣化状況

 

経年劣化影響で、棟瓦の釘が浮き、瓦のずれが生じていました。

 

 

工事着工後に、棟瓦を解体すると木下地が腐食していました。

この腐食した下地に釘で留めて固定していたわけですから、強風などで瓦もずれて落下してしまいます。

今回は、この劣化状況含め、屋根の軽量化を行うため、全体的な葺き替えを行っています。

 

屋根葺き替え工事の施工事例

上屋根葺き替え

 

仮設足場と昇降機を設置していきます。

 

 

棟瓦の解体から行い、瓦を一枚一枚撤去していきます。

 

 

瓦を撤去した箇所から構造用合板を張っていきます。

 

 

構造用合板張り後、防水―ト（アスファルトルーフィング）を張っていきます。

 

 

防水シート施工後に、各種役物を取付けていきます。

軒先には、唐草を取付けていきます。

 

 

端部には、ケラバ水切りを取付けていきます。

 

 

役物取付後、新規屋根材を張っていきます。

新しい屋根材は、アスファルトシングル材の「リッジウェイ」を使用しています。

耐久性に優れた、軽量の屋根材です。

 

 

外壁との取合には、雨押え板金を取付けて雨仕舞を行います。

 

 

中央の棟には、同質のヒップアンドリッジで仕上げています。

 

下屋根葺き替え工事

 

上屋根同様に下屋根も葺き替えていきます。

 

 

既存の瓦材と桟木を解体撤去していきます。

 

 

剥がした箇所から構造用合板を張っていきます。

 

 

その上に防水シートを張っていきます。

 

 

外壁との取合いに雨押え板金を取付けていきます。

雨押えの上部は、コーキングを充填して仕上げていきます。

 

屋根葺き替え工事のビフォーアフター

上屋根

下屋根

工事期間は約１０日間で仕上がっています。

色合いは、ブラウン系で、洋風な意匠性で美観も良くなりました。

 

最後に

 

現在では、コンクリート瓦（モ二エル瓦）は廃盤になっております。

そのため、不具合が生じて割れてしまうと、代替えがききませんので注意が必要です。

また、メンテナンスも難しく、重量もありますので、決しておすすめてきる屋根材ではありません。

先々を考え、予算が合うのであれば、軽量で耐久性のある屋根材への葺き替えをおすすめいたします。