横浜市保土ヶ谷区のS様邸にて、屋根カバー工事と太陽光パネルの撤去を行いました。
屋根の劣化が目立ってきたため、使用していない太陽光パネルを処分して、新しい屋根材(シングル材)を張ってリフォームしていきました。
ここでは、その施工事例をご紹介します。
屋根材の劣化状況
屋根は一度塗装されていましたが、そこから年数が経ち、表面にコケなどが発生していました。
そのほか、板金材の下地は腐食しており、交換が必要な状態でした。
屋根材に使用していない太陽光パネルがありました。使用していないのであれば、重みで屋根に負担をかけてしまうだけなので、撤去してしまった方が良いです。
屋根カバー工事の施工事例
ますば、仮設足場を組み立てて、荷揚げ用の昇降機を設置していきます。
仮設足場設置後、まずは不要となった太陽光パネルを撤去していきます。
太陽光パネル撤去後、棟板金や雪止め金具を撤去してから、防水シート(改質アスファルトルーフィング)を張っていきます。
次に板金役物を取付けていきます。軒先には唐草板金を取付けます。
端部には、ケラバ水切りを取付けていきます。
板金役物取付け後、新しい屋根材を張っていきます。
新しい屋根材は、旭ファイバーグラスのリッジウェイです。
アスファルトシングルという材料で、軽量で耐久性が高く人気のある商品です。
このリッジウェイを軒先から順々に張り上げていきます。
新しい屋根材の張り上げ後、中央部に棟板金を取り付けていきます。
まず下地に、樹脂製のタフモックを取付けていきます。
下地取付け後、その上に板金材を取付けます。
板金材の三又部には、コーキング処理を行い仕上げていきます。
屋根全体の確認、清掃を行って屋根カバー工事完了となります。
屋根カバー工事のビフォーアフター
工事期間は、3日間で仕上がりました。
屋根カバー工事を行うことで美観が良くなり、屋根材の強度も高まりました。
最後に
屋根は雨風や紫外線の影響を受けやすく、建物内でもっとも劣化が進みやすい箇所です。
あまり屋根をみる機会も少ないと思うので気づかない方も多いですが、年数が経つと屋根材に割れや剥がれ、サビ、下地の腐食が発生していることがよくあります。
そのため、ある程度の年数を目安に屋根点検と修理の検討をお勧めいたします。
その年数は「築10年、20年目、30年目」というサイクルが一般的ですが、メンテナンス方法によって変わってきます。
また年数以外にも、あきらかに不具合がみられるようであれば、被害が拡大する前に早めに修理を行っていきましょう。