横浜市旭区のU様邸にて軒天の張替え工事を行いました。
ベニヤ張りの軒天井が全体的に剥がれており、修理のお問合せをいただき対応いたしました。
既存ベニヤの剥がれが酷いため、今回は全体的にベニヤを張替えていきました。
ここでは、その施工事例をご紹介します。
軒天の劣化状況
既存のベニヤが剥がれて、穴が空いていました。
剥がれを放置すると動物の侵入や鳥の巣などが出来たり、雨漏りの原因にもなってしまいます。
軒天張替え工事の施工事例
仮設足場の設置
今回の施工箇所は、2F部分の軒天井です。
2F部分の軒天作業を行うため、まずは仮設足場を設置していきます。
既存ベニヤ解体撤去
劣化したベニヤを解体していきます。
全体的にベニヤの切れ端などが残らない様にキレイに撤去していきます。
新規ベニヤ張り
解体後に、新規のベニヤを張っていきます。
寸法を測って、サイズ通りにベニヤをカットして、軒天上に順々に張っていきます。
壁際コーキング仕上げ
壁際には、コーキングを打ち込みベニヤ張りは完了です。
軒天塗装工事
軒天材もそのままでは雨水が染み込んで劣化速度が早まります。しっかりと表面の塗装を行っていきます。
まず、ベニヤの継ぎ目などにパテで下地調整を行っていきます。
その後、刷毛にて細かい取合いを先に塗っていきます。
刷毛が完了したら、ローラーで下塗りを入れていきます。
下塗りが完了したら、再度上塗りを入れていきます。
一回塗りでは、しっかりと「色が入らない」のと「防水性」に問題があるので2回塗りを行っていきます。
塗装を行い、軒天の張替え工事は完了です。
工期は、「仮設足場で2日間」、「軒天張替えに2日間」、「塗装仕上げにて1日」と、「計5日間」の工事でした。
作業は、2人で行っています。
戸袋補修工事
軒天の材料が余っていた為、戸袋一箇所をサービスで補修をさせていただきました。
既存の表面の木を解体後、新規ベニヤを張って仕上げました。
同塗料にて、塗装にて仕上げています。
工事のまとめ
軒天井は、経年劣化によって傷み、剥がれてきます。メンテナンス方法は、定期的な塗装を行っていくこです。
その後は「20年~30年目」で軒天の劣化状況をみて「カバー工法や張替え工事」を行っていく流れとなります。
軒天の不具合を放って置くと、鳥の巣、ハチの巣、雨漏りの原因にもなる箇所なので、しっかりと劣化状況をみて適切なメンテナンスを行っていく事がとても大切です。