横浜市南区のN様邸にて、軒天の張替え工事を行いました。
軒天の被害状況は、1枚だけ部分的に剥がれている箇所が数か所あったため、部分的にピンポイントで軒天の張替えを行っています。
また今回は、2F部の作業で足場が必要なため、外壁塗装と一緒に施工していきました。先に軒天の張替えを行ってから一緒に塗装していく流れとなります。
ここでは、その施工事例をご紹介します。
軒天の劣化状況
軒天の表面が剥がれて、穴が空いてしまっている状態です。天井の穴あきは、鳥の巣やハチの巣などができてしまう原因になります。
また、動物も内部に侵入してしまう事がありますので、軒天の穴あきは注意が必要です。
建物は高台にあって雨風の影響を強く受けやすいため、軒天がその影響を受けていました。
今回は、とくに剥がれ等の被害が酷かった軒天ベニヤの張替えを計7箇所、行っています。
施工事例
まずは、仮設足場を設置していきます。
既存の軒天ベニヤを「一枚だけ」解体して、新規のベニヤを張り上げていきます。(4mmベニヤ使用)
材料は、ベニヤだけではなく、ケイカル板という化粧板の軒天材もあります。ケイカル板の方がベニヤよりも耐久性が高くて長持ちしますが、ケイカル板の方が少し費用が高くなります。
※2023年現在では木材価格高騰のため、ベニヤの方が高くなっています。
寸法をきちんと測って、できるだけ隙間がないように張っていきます。
新規ベニヤを張り終えたら、ベニヤ周りにコーキングを打っていきます。
コーキングが完了したら、軒天の塗装を行っていきます。
軒天の張替え工事では、塗装工事もセットとなってきます。(塗装しなくてもよい材料もあります)
塗装が完了したら、足場を解体して工事が完了です。
塗装を行うことで、美観もそうですがベニヤの耐久を伸ばすことができます。
軒天の張替えは基本的に「1~2日間」で仕上がります。
工事のまとめ
今回は、外壁塗装工事と一緒に施工を行いましたが、もちろん「軒天張替え、カバー工事」単体での施工も行っています。ですが、2F作業の場合は、足場が必要なので単体工事では割高になるためセットの工事がおすすめです。
軒天は雨風の影響を受けやすく、劣化すると剥がれてしまうことが多いです。剥がれてしまうと動物の侵入や雨漏りの原因にもなりますので、定期的な点検と早期のメンテナンスをおススメ致します。