川崎市麻生区のF様邸にて、掘り込み式車庫での雨漏り対策を行いました。
上部の庭から内部を伝ってコンクリート部から雨漏りが発生していました。雨漏りの影響で、車を傷めてしまうため、その対策の依頼を受けて対応させていただきました。
上部庭の防水作業を行うと大規模な工事となってしまうため、車庫内に波板を張り対策を行っています。
ここでは、その施工事例をご紹介します。
車庫内の雨漏り状況
施工主様がモルタルで補修されていますが、雨漏りは改善されない状況です。雨水の出口を塞いでも入口を改善させたないと、出口付近に雨水が溜まり、結果漏れが続いてしまいます。
上部は植木等があるお庭です。ここの防水を行うには、土や芝などを全撤去して、コンクリートの防水をやり直す必要がありますが、それなりに予算がかかってしまいます。
雨漏り対策の施工事例
まずは、コンクリートに波板を張る下地を取付けていきます。使用材料は樹脂製のタフモックです。
壁側に雨水を流すため、下地材の厚みを変えて勾配をつけていきます。
取付けた下地に波板を張っていきます。ポリカの波板を使用しています。
雨漏り箇所を覆うよに波板を張っていき、完成となります。
ビフォーアフター
工事期間は1日です。
雨水が車に落ちてこないため、大事な車を傷めることがなくなりました。
最後に
掘り込み式車庫での雨漏りトラブルは非常に多いです。解決しようにも簡単に修理が効かないため、悩まれる方が非常に多いです。
その際に今回は低予算で対策を行う方法として、波板の取付けをご提案させていただきました。
車の高さの関係や見栄えを気にされる方は取付けが難しいですが、そうでない場合は一つの選択肢としてご検討してみてください。