横浜市南区のS様邸にて、破風板金工事を行いました。
今回のS様邸は、破風板の塗装を行っても、直ぐに表面の塗膜が剥がれてくるため「3年周期」で塗装をされていたそうです。
破風板は劣化すると、下地の状態が悪くなり、このように塗膜が剥離しやすくなります。
ですが、3年周期で塗装をしていたら、メンテナンスコストが高くついてしまいます。
そのため、工事費用もそこまで高くなく、半永久的に持つ破風板金工事をご提案させていただきました。
今回は破風板金の工事内容をご紹介いたします。
破風板金とは?
破風板金工事とは、破風板部分にガルバリウム鋼板を巻いていく(カバー)施工方法です。
ガルバリウム鋼板を巻く事によって、半永久的に塗装によるメンテナンスがいらなくなります。
(日焼けによる板金の色褪せはでてくるので、見栄えのために塗装することはあります)
破風板金工事の施工手順
施工前の状態です。表面の塗膜が剥がれ始めてきていました。
綺麗な部分は、施主様がご自身で梯子を掛けて塗装をされたそうです。
下地調整を行い、あらかじめ工場で加工した「ガルバリウム鋼板材(0.35mm)」を破風板に巻いていきます。
板金材は破風板に釘を打って取付けていきます。
ケラバや軒天との取合い部分もしっかりとカバーして仕上げていきます。
工事期間は、「1~2日」で完工します。
工事のまとめ
破風板は、外壁や屋根などと比べると、劣化スピードがとても早く、塗装の目安としては「5年周期」と言われています。
ですが、5年ごとに塗装をしていては、施工費や足場代によるメンテナンスコスト高くなり大変です。
そのため、劣化が進んだ場合は、一度の施工で長期間メンテナンス不要になる「破風板金巻き」がおすすめです。
仕上がりは重厚感があり美観が良く、もちろん耐久性もばっちりです。
破風板の劣化が進み、塗膜が直ぐに剥がれてお悩みの方は、是非破風板金工事をご検討してみてください。
また、外壁や屋根の塗装を行った際に、一緒に施工していくと足場代が節約でき効率的です。