屋根修理は、「修理を行う内容や範囲(㎡・m)」によって、費用は変わってきます。
ここでは、轍建築の「屋根修理の費用単価(目安)」についてご紹介いたします。
※近年、コロナ情勢により材料価格が大幅に変動しております。その時期によって費用が変わっていますので、あくまで参考程度にお考え下さい。
瓦の補修・交換
屋根材「化粧スレート、粘土瓦、洋瓦」を対象に、割れの補修や剥がれ箇所の交換を行います。
既存のものと同等の材料があれば、割れた箇所だけ「交換(差し替え)」は可能です。
同じものが無い場合には、「コーキングで補修」を行うか、「板金で部分的に修理」を行い対処していきます。
コーキング補修「¥8000円~」
瓦の交換・差し替え「¥20000円~」
棟板金の交換
屋根の面と面の重なり合う部分の事を棟板金(むねばんきん)といいますが、経年劣化で内部の下地の劣化、鉄板の錆び、釘浮きが発生します。
軽度の劣化であれば、「釘だけ補修」を行い、下地が腐食している場合は「下地含め棟板金を交換」していきます。
釘打ち直し補修「¥8000円~」
棟板金の交換「¥4200円/m~」
漆喰補修
粘土瓦の棟部分にある詰め物「漆喰(しっくい)」も経年劣化により、表面が剥がれてきます。
表面の漆喰が剥がれているだけの軽度の場合は、新しく「漆喰を塗って補修」していきます。
漆喰以外にも棟瓦の銅線が切れていたり、崩れていた場合には、「棟瓦の補修(積み直し)」も行います。
漆喰補修「¥3300円/m~」
棟瓦の積み直し「¥13000円/m~」
雨樋交換
雨樋は、経年劣化や自然災害によって歪んだり、割れたりします。
修理方法は、同じ品番の商品がある場合にのみ「部分的交換」が行えます。
同等の商品が無い場合には、ひび割れ箇所を「コーキングで補修」を行うか、その部分を「全て交換」していきます。
雨樋補修「¥8000円~」
雨樋部分交換「¥15000円~」
雨樋交換「¥3000円/m~」
破風板金
破風板(はふいた)は、雨風の影響を受けやすく劣化スピードがとても早い箇所です。
その破風板に「板金を巻く」ことで、長期的にメンテナンスが不要となります。
破風板金「4200円/m~」
軒天張替え・カバー
屋根の裏側のベニヤは経年劣化により剥がれやすいです。
穴が空いたり、剥がれるとそこから雨漏りや動物が侵入したりします。
修理方法は、既存のベニヤの上から新しいベニヤを「カバーする方法」と、劣化したベニヤを剥がして、新しく「張り替える方法」があります。
軒天カバー工法「¥5000円/m~」
軒天張替え「¥7000円/m~」
最後に
屋根修理の費用は、「修理内容や範囲」、「現場の状況」によって費用は変わってきます。
正確に費用を出すためには、現地調査を行う必要があります。
轍建築では、無料で「現地調査」・「費用のお見積もり」を行っています。
詳しく知りたいという方がいましたら、お気軽にお問合せ下さい。