横浜市青葉区のN様邸にて、雨漏り修理を行いました。
バルコニーの排水部が詰まり、オーバーフローを起こし雨漏りが発生していました。
今回は下地の腐食が進んでいたため、下地の張替えと防水層のやり直しを行いました。
ここでは、その施工事例をご紹介します。
雨漏りの被害状況
バルコニーの下はリビングになっており、大雨時に天井から雨漏りが発生していました。
バルコニーを確認すると、排水部に枯葉が詰まっており、雨水のオーバーフローが原因で逆流して雨漏りしていました。
下地や防水紙も腐食しており、下地と防水層のやり直しが必要な状況でした。
雨漏り修理の施工事例


まずは、既存のタイルと板金、塩ビシートの解体を行っていきます。


解体を行うと、木下地の腐食範囲が確認できました。
オーバーフローの影響で内側に雨水が回ることが原因で雨漏りの発生につながっていました。


下地の根太は問題なかったため、その上から新しい構造用合板を張っていきます。


高さ調整のため、1枚目を張り、防水層の下地材として2枚目を上張りしていきます。
下地材のプライマーを塗布していきます。
その次にガラスマットを張っていきます。
張ったガラスマットにポリエステル樹脂材を塗布して硬化させていきます。
排水部分に板金材を取付けて、ウレタン防水を行っていきます。
全体的にトップコート防水を塗って仕上げていきます。
防水が乾いたら、立ち上がり部分に板金材を取付けて、コーキングで防水処理を行っていきます。


最終確認と清掃を行って完了となります。工事期間は約7日間でした。
原因の排水部分が、タイルでわかりずらくなっていたため、今回は詰まっていればすぐにわかる状態に仕上げました。
早期に雨漏り修理を行ったため、大規模な工事につながらずにすみました。
最後に
バルコニーからの雨漏りは多く、気づかないうちに劣化が進み発生してしまいます。
そのまま放置してしまうと、内部の腐食が進んで大きな工事になってしまうため、早めの修理がお勧めです。
雨漏りが発生して修理をお考えの方は、早めに検討をしていきましょう。
轍建築では、横浜市を中心に神奈川県東部エリアにて雨漏り修理を行っています。
点検や一部調査については無料で行っています。雨漏りでお困りの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。