棟板金の劣化

 

相模原市緑区のT様邸にて、棟板金の交換と屋根塗装工事を行いました。

強風の影響で棟板金が剥がれてしまったため、その修理のためお問い合わせを受けて対応させていただきました。

足場が建つため、棟板金の修理と一緒に屋根の塗装も行いましたので、その施工事例をご紹介します。

棟板金交換工事の施工事例

棟包み解体

 

まずは、既存の棟包み(板金材)を撤去していきます。下地を確認すると、年数に応じた劣化や一部腐食がみられました。

下地は木材のため、年数が経ち腐食すると釘が緩み、板金材の剥がれに繋がります。

 

棟下地の解体

 

劣化や腐食していた下地材も撤去していきます。

 

下地タフモック

 

古い下地材の解体後に、新しい下地材を取付けていきます。新しい下地材には、樹脂製の材料を取付けています。

腐食しないので、長期的にメンテナンス不要となります。

 

棟板金コーキング

 

その下地材に新しい板金材を取付けていきます。取付け後はコーキングで各種防水処理して仕上げていきます。

 

棟板金施工後

 

清掃を行い、コーキングが乾いたら棟板金交換工事の完了となります。

 

屋根塗装工事の施工事例

下塗り

 

次に屋根塗装工事に入っていきます。

屋根塗装では、先に高圧洗浄を行い、下地調整後下塗り作業を行っていきます。

 

中塗り

 

下塗り後に中塗りを入れていきます。中塗り材には、SK化研のクールタイトSIを使用していきました。

シリコン系のため、耐久性も比較的高く、遮熱効果も期待できます。

 

上塗り

 

中塗り施工後に再度同じ塗料で上塗りを行っていきます。本塗りを2回行うことで、色むらが無くなり、耐久性が高まります。

 

塗装完了後

 

最終確認と清掃を行い、問題が無ければ塗装工事の完了となります。

 

棟板金、屋根塗装工事のビフォーアフター

 

■施工前棟板金の劣化
■施工後棟板金施工後
■施工前高圧洗浄後
■施工後屋根施工後

工事期間は、5日間で仕上がりました。

棟板金の修理と一緒に屋根塗装を行うことで、美観も良くなり、強度や屋根材の耐久性も高まりました。

 

最後に

 

屋根の棟板金は築15年前後で木下地の腐食が進んで釘が緩むため、強風などで剥がれてしまう原因となります。

剥がれてしまうと、隣家に飛んでしまい、建物や車、人にあたり傷をつけてしまうリスクがあり大変危険です。また、剥がれた状態を放置していると、雨漏りの原因ともなりますので、早めの修理が必要になります。

棟板金の不具合がでましたら早めの修理とその際に足場が建つため、一緒に屋根塗装を行ってあげると効率的ですのでこちらもご検討してみてください

轍建築では、相模原市全域にて屋根修理を行っております。小さなことから全体的なリフォームまで幅広く対応していますので、何か気になる点ございましたらお気軽にご相談ください。