雪止め取付け前

 

逗子市のK様邸にて、雪止め金具の後付け工事を行いました。

2月の積雪の影響で、屋根に雪止めを取付けたいとお問い合わせをいただき、対応させていただきました。

屋根に雪止めが無いと、さまざまなリスクや建物に影響がでてくるため、雪止めの必要性や後付けを行った施工事例についてご紹介します。

雪止め金具の必要性

雪止め金具

 

雪止め金具は、名称通りに雪の落下を防ぐために設ける屋根の役物です。

この雪止めがあることで、積もった雪が一気に落下するのを防ぐことが出来ます。

雪止めが無いと、雪が落下して人がいた場合に怪我をしてしまう危険があります。また、カーポートや車、植木なども傷めてしまいます。

そのほか、雪が軒先にある雨樋に負担をかけ、雨樋が傷んでしまうこともあります。

このような事から、雪止め金具はとても重要な役割を果たしており、とても必要な部材となります。

雪止め金具の必要性について詳しくはこちら>>

 

雪止め金具後付けの施工事例

雪止め材料

 

化粧スレート屋根専用の雪止め金具を使用して、後付けを行っていきます。

ステンレス製で、屋根材の隙間に差し込む形で取付けます。

 

雪止めの引っ掛け部

 

固定方法は雪止め金具を屋根材に引っ掛けます。

 

屋根縁切り

 

前回塗装を行っているので、差し込む部分の屋根材の縁切りを行っていきます。

縁切りとは、屋根材の重なり部に付着した塗膜をカッターなどで切って、隙間をあける作業です。

 

雪止め差し込み

 

あけた隙間に雪止め金具を差し込んでいきます。

 

雪止め施工後

 

雪止金具を910mm間隔で一段上下にに取付けていきます。

取付け後に、不備がないか確認して清掃を行い完了となります。

 

雪止め金具後付けのビフォーアフター

 

■施工前雪止め施工前
■施工後雪止め施工後
■施工前雪止め取付け前
■施工後雪止め取付け後

工事期間は、半日作業でした。

雪止めがあること、万一の積雪の際はその効果を発揮してくれます。

 

最後に

 

雪止め金具は、積雪の少ない地域では取付けが行われないことも多いです。しかし近年の異常気象で、神奈川県内も積雪する地域も多くなっています。

万が一、積雪した場合には、事故や物損などの被害にあってしまいます。ケガなどのリスクもあるため、雪止めが無い場合は取付けをおすすめ致します

ただし、物損の影響を受けた場合は火災保険で修理することが可能です。火災保険に入っている方は、保険の確認を行っていきましょう。

火災保険について詳しくはこちら>>

 

轍建築では、神奈川県内にて雪止め金具の後付けはもちろん、屋根修理全般の工事を行っています。

見積もり現調は無料で行っていますので、お気軽にご相談ください。