川崎市幸区のＹ様邸にて屋根塗装工事を行いました。
今回は、屋根からの雨漏りを改善するため、縦葺き屋根の補修と塗装工事を行っています
ここでは、その施工事例をご紹介します。
屋根の劣化状況
板金材の継ぎ目のコーキング劣化しており、隙間が生じていました。
年数が経つと、このような継ぎ目から雨水が入り、内部の防水シートを傷め、雨漏りすることがあります。
板金材の取合い部に隙間が生じている箇所もありました。
雨漏りの原因は、笠木まわりから発生しており、その箇所を重点的に補修を行っていきます。
そのほか、屋根本体もガルバリウム鋼板材ですが、色あせが目立ちます。
塗膜の劣化及び剥がれが発生していたため、全体的に屋根の塗装も行っていきました。
笠木補修と屋根塗装工事の施工事例
屋根工事と一緒に外壁工事も行うため、仮設足場を建てていきました。
塗装工事前に、笠木の補修を行っていきます。
板金の継ぎ目にコーキングを行い、防水していきます。
そのほか、笠木まわりの隙間に防水テープ及びコーキングで穴埋めして補修していきます。
補修作業完了後、下地調整を行い塗装を行っていきます。
まずは、下塗り塗料を塗っていきます。
次に、本塗りの塗料を塗っていきます。
材料は、「ＳＫ化研の屋根フレッシュＳＩ」を使用していきました。
下塗りが乾いたのを確認してから、「ヤネフレッシュＳＩ」を中塗りしていきます。
中塗り完了後、再度「ヤネフレッシュＳＩ」を上塗りして仕上げていきます。
屋根塗装は、下塗り、中塗り、上塗りと計３回塗りで完了です。
塗装後のビフォーアフター
工事期間は、３日間で仕上がっています。
塗装を行う事で、屋根材が塗膜で保護されるため、経年劣化を遅らせることができます。
ガルバリウム鋼板もメンテナンスせずに長期間放置してしまうと、錆びてしまうため定期的な塗り替えおすすめです。
最後に
屋根の笠木からの雨漏りは非常に多く、状況によって交換やカバーして改善させていくケースがほとんどです。
補修で済む場合は、部分的に防水処理を行って、様子をみていくこともあります。
どちらにせよ、放置してしまうと被害は大きくなってしまいます。
雨漏りが発生した場合は、早急に原因を調査して修理をおすすめします。
また、ガルバリウム鋼板材屋根でも定期的に塗装を行って長持ちさせていきましょう。
