座間市のM様邸にて、波板の張替え工事を行いました。
経年劣化による波板の剥がれや歪み、雨水の漏れが酷く、交換時期にきていたため、お問い合わせを受けて対応させていただきました。
新しくガラスネット入りの波板に交換していきましたので、その施工事例をご紹介します。
波板の劣化状況
既存は塩ビの波板で、劣化によって剥がれや歪みが生じていました。屋根としての機能を果たしておらず、隙間から雨水が漏れてくる状況です。
アルミバルコニーの柱が波板に絡んでおり、そこの隙間を埋めるコーキングが劣化していることによる、雨水の漏れも発生していました。
波板張替え工事の施工事例
既存の劣化した波板を全部撤去していきます。
あらかじめ寸法通りに加工した波板を順番に張っていきます。波板の重ね代は2.5山で重ねていきます。
新しい波板は塩化ビニールのガラスネット入りの波板です。通常の波板よりも強度が高く、破損しにくい素材となっています。
波板に穴を空けて、フックを等間隔で取付けていきます。
アルミバルコニーの柱との取合い部にコーキングを打って防水処理していきます。
最終確認を行い、清掃して問題が無ければ完了となります。
波板張替え工事の施工事例
■施工前
■施工後
■施工前
■施工後
工事期間は1日で仕上がっています。
波板の張替えを行うことで、機能性が戻ることもそうですが、美観も良くなりました。
最後に
波板は劣化すると破損や剥がれの原因となります。留め具も劣化すると強風時に剥がれ飛んでしまう事もあるため、注意が必要です。
剥がれや歪みもそうですが、20年前後過ぎたら交換のおすすめ時期です。
適切な時期に交換して、大雨時や強風時に耐えられる状況にメンテナンスしていきましょう。
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