横浜市緑区のM様邸にてモルタル壁の塗装工事を行いました。

台風で飛んでしまった屋根板金の補修工事のついでという形で、外壁の傷みも気になったため足場のあるうちに一緒に施工することになりました。

こちらの住宅は、1階がモルタル2階がサイディングの外壁になっています。

屋根の補修工事の事例は他のページでご紹介しています。

劣化状況

 

外壁にクラック(ヒビ)が多く見受けられました。

クラックは、地震など、地盤のゆるみなどで衝撃が入り出来てしまいます。

 

 

こちらは外壁の写真を拡大したものです。モルタルの外壁が全体的にこのような状態でした。

クラックにも種類があり、こちらは経年劣化により塗膜に細かなクラックが入っている状態です。

髪の毛の様に細いことから『ヘアークラック』と言います。

このような状態は、お塗り替えの頃合いかと思います。

 

 

コーキングは、硬化し縦にヒビが入ってしまっている状態です。

窓廻りは雨漏りがしやすくなる場所ですので、しっかり新しいコーキングで補修をします。

 

 

霧除けの塗膜が剥がれ、色あせていました。傷みはまだ浅かったのでケレンをして

新しい塗料での、塗装補修を行います。

 

外壁塗装の施工事例

 

高圧洗浄機でチョーキングやコケなどの汚れを落とします

洗浄をするときは、汚れや水が飛んでしまうため、万が一に備え

近隣の方にもご挨拶回りを行い、お洗濯を控えて頂いてもらっています。

 

 

洗浄後、汚れが取れたら、養生作業に入ります。

塗装をしない箇所をすべて、テープやビニールなどで覆い隠します。

養生の際、玄関以外の窓や勝手口などは締め切ってしまいます。

養生が外せるタイミングとしては、最後の上塗りが終わった段階になりますが、

天候の影響やお家の大きさにより異なる場合もあります。およそ5~6日くらいです。

 

 

塗装作業に入る前にクラックの幅が広い箇所をコーキングで補修します。

今回はコーキングの上から塗装をする、塗りつぶしの施工になりますので洗浄の後、塗装の工程に入る前にコーキングを行いました。

 

 

今回の上塗り材は日本ペイントの『パーフェクトトップ』を使用しました。

塗料の種類は、シリコン系・アクリル系・フッ素系など様々ですが、耐久性が抜群に優れているにも

かかわらずコストパフォーマンスが◎ということもありお勧めです。

まだ知名度があまりないところがデメリットですが、外壁塗装に一番よく使用されるシリコン系の塗料よりも

劣化のスピードが遅いとされています。

 

 

養生が終わりようやく塗装作業に入ります。

まずは下塗り材の『パーフェクトサーフ』を塗っていきます。

サーフをしっかり塗らなければどんなに優れている上塗り材でも効果を軽減させてしまいます

サーフの役割は、シーラーやプライマーと同様、上塗り材との密着性を高めます。

微弾性があり、塗った際外壁に少し厚みが付きます。

微弾性の塗料はクラックをからの雨水の侵入を防いでくれる役割もありヘアークラックも埋められます。

 

 

サーフが乾いたら、中塗りを入れていきます。

この住宅は、1階がモルタルで2階がサイディングの造りになっています。

サイディングの目地には塗料が入りにくいので、塗り残しがないようにしっかりと塗っていきます。

 

 

同じ塗料で上塗りをしていきます。養生に安心して隙間にローラーを入れてしまうと、破れてしまう場合もあるので隙間や塗りにくい箇所は刷毛で塗りこみます。

 

 

今回は2色の塗料で色分けをすることになり、破風や軒天を白系の塗料を使用し塗っていきます。

こちらも、下塗り・中塗り・上塗りの計3回塗りで仕上げます。

 

 

色分けの境目は職人の熟練の技により丁寧にラインを出します。

テープを貼って塗り込む方法もありますが、下地が凸凹している素材ですとテープが上手く張り付かず

あまりキレイにラインが出せません。

 

付帯部の塗装

 

樋などの付帯部も、軒や破風の色に合わせて白系の塗料で塗ります。

 

 

雨戸の塗装写真

雨戸と樋はそれぞれ2回塗りで仕上げます。

 

 

霧除けの塗装写真です。

こちらもケレンをしてから塗装をしました。霧除けは錆びやすい箇所のため

サビ止めを入れ3回塗りで仕上げます

 

施工完了写真

 

正面

■ before
■ after

 

側面

■ before
■ after

 

白系の色から、ピンク系の鮮やかな色に仕上がりました。

付帯部と軒のホワイトがアクセントカラーになりとても素敵です。

このようにお家の色も明るくなると、気分も明るくなります。

 

工事のまとめ

 

塗料の種類は主に、アクリル・ウレタン・シリコン・ラジカル・フッ素があります。

耐久年数が左から順に上がっていきます。同様にコストも上がってきます。

この中でも、溶剤塗料・水性塗料、1液型2液型、艶あり艶なしなど、外壁の塗料の幅はとても広いんです。

『耐久年数なんて長いほうがいいじゃん!』と思われる方もいらっしゃると思いますが、

『もう長く住むわけではないから安くて耐久年数が短い物でいい』という方もいらっしゃいます。

このように、お施主様の将来の計画や、お家のお悩み状況に合わせて塗料選びも大切になります。

お家をのお塗り替えの際は、しっかりとカウンセリングをしましょう。