施工実績|外壁塗装

横浜市港北区|タイル調サイディング壁塗装の施工事例

2019年4月10日

 

横浜市港北区のH様邸にて、外壁塗装工事を行いました。

今回、屋根工事で仮設足場が建つため、一緒に外壁塗装工事のご相談をいただき施工を行っています。

外壁の塗装以外にも、壁面の反りやコーキング材が劣化していたため、その補修とコーキングの施工も行っています。

ここでは、タイル調の窯業サイディングに、日本ペイントのパーフェクトトップで塗装工事を行った施工事例をご紹介します。

外壁材の劣化状況

 

目地コーキング材が劣化して、隙間が生じています。

この状態では、隙間から雨水が入り込み、長期間放置すると内部を傷めます。

 

 

全体的に、サイディング壁が反り、割れや隙間が生じていました。

サイディング壁の反りは状況が酷いと補修で修復できません。

状況によっては外壁材を交換する必要があり、その場合の費用は高くついてしまいます。

 

外壁塗装工事の施工事例

 

外壁の塗装で必須な、仮設足場とメッシュ養生を行っていきます。

ビケ足場を使用して全体的に設置していきます。

 

 

建物と電線の距離が近い場合には、「防護管の設置」が義務付けられています。

およそ、1m以内に電線がきていたため東京電力に依頼して設置を行っています。

 

高圧洗浄

 

塗装工事を行う前に、長年溜まった「汚れやカビ」などを高圧洗浄で綺麗に洗い流していきます。

一緒に、窓ガラスや付帯部分などの汚れも洗浄していきます。

 

コーキング工事(打ち替え)

 

劣化したコーキング材をすべて撤去していきます。

カッターなどで、切り込みを入れて解体します。

 

 

サイディング材が劣化して反っていた箇所は、ビスを打ち込み補修を行っています。

状況によっては補修ができない場合もあるので、注意が必要です。

 

 

目地コーキングにマスキングテープで養生を行い、プライマーを塗布していきます。

プライマーを塗って、密着性を高めます。

 

 

コーキング材は「オート化学工業のオートンイクシード」を使用しています。

オートンイクシードは、通常の変成シリコンよりも耐久性が高く、およそ「20年~30年」近く持つとメーカーが発表しています。

環境によって、その耐久性は左右されるため、実際に20年以上持つのかはわかりませんが、通常の変成シリコンよりも長持ちするのは間違いないでしょう。

 

 

新しいコーキング材を目地に打ち込んでいきます。

サイディングの厚みによって、コーキングの量も変わってきます。

 

 

打ち込みしたコーキング材をヘラなどで整えていきます。

 

 

コーキングを整えたら、すぐに養生を剥がして完了です。

あまり時間を置くと、養生とコーキングが密着して綺麗に剥がすことが出来なくなります。

 

コーキング工事(増し打ち)

 

サッシのまわりや玄関扉のまわりなどは、既存の上からコーキングを打ち込む「増し打ち」という方法で施工していきます。

既存のコーキング材にプライマーを塗布していきます。

 

 

プライマー塗布後に、新しいコーキング材を打ち込んでいきます。

 

 

養生を剥がして、コーキング工事の完了です。

 

付帯部塗装工事

 

付帯部の塗装では、「SK化研のクリーンマイルドシリコン」を使用しています。

 

 

対象の付帯部分を下地調整(ケレン作業)を行っていきます。

 

 

水切りの塗装です。

ケレン作業後に、鉄部は錆止めを行い塗装で仕上げていきます。

 

 

軒天の塗装です。

取合いは刷毛を使用して塗装を行い仕上げていきます。

 

 

外壁材が薄いクリーム色のため、軒天の色を濃くすることによって全体的に引き締まって、強弱がつく美観となります。

 

 

雨樋の塗装です。

雨樋は、軒樋、竪樋、集水器と下地調整を行い、2回塗りで仕上げていきます。

 

 

破風板の塗装です。

破風板は、素材の継ぎ目のコーキングが劣化してきますので、補修を行ってから2回塗りで仕上げていきます。

 

 

シャッターBOXの塗装です。

下地調整後、錆止めを入れて塗装2回塗りで仕上げます。

 

外壁塗装工事

 

外壁塗装は、基本的に3工程で仕上げていきます。

下塗り材は「日本ペイントの窯業系サイディング専用の下地材パーフェクトサーフ」を使用しています。

 

 

下塗りにこの「パーフェクトサーフ」を素材に吸い込ませるように塗布していきます。

本塗り材との密着性を高める効果を発揮します。

 

 

本塗り材のパーフェクトトップは、ラジカル系塗料で、期待耐用年数が「15年」とメーカーが発表しています。

シリコンよりも耐久性が高く、費用面もそこまで差がでません。

 

 

中塗りに「パーフェクトトップ」を塗布していきます。

 

 

中塗り完了後、サイディングの反りが出た箇所が横に線が走ったように隙間が目立つようになります。

この隙間から雨水が入ることはありませんが、見栄えはよくありません。

そのためコークボンドで隙間の穴埋めを行っていきます。

 

 

仕上げに、「パーフェクトトップ」を再度塗布していきます。

最終確認を行い外壁塗装の完了です。

 

外壁塗装工事の完了

 

塗装工事が完了したら仮設足場の解体を行って、清掃を行っていきます。

万が一、足場の解体時に傷がついた場合には「タッチアップ」補修を行います。

 

 

工事期間は塗装工事で約14日間の作業でした。

工事は、8時~17時くらいの作業で、雨天や日曜はお休みとなります。

 

工事のまとめ

 

外壁の塗装を行うことで、美観はもちろん、外壁材の耐久性を維持させる効果があります。

メンテナンスを放置してしまうと、外壁の反りや雨漏りの原因につながります。

そのため、築10年~15年を目途に外壁の塗装を行っていくことをおすすめします。

横浜市港北区はもちろん、横浜市内で外壁塗装のことで気になることやご質問がありましたらお気軽に轍建築へお問い合わせください。

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