屋根塗装工事に使用するタスペーサーとは

%e7%84%a1%e9%a1%8c屋根塗装時に、スレート屋根(コロニアル屋根)を塗装してしますと、屋根材の重ね部分を塗膜で覆ってしまうので、その個所に縁切りを行い、隙間を作り湿気の逃げ道を確保するために取付ける部材の事をタスペーサーといいます。


タスペーサーを取付けると、付けないときに比べて、空気の流れが良くなりますので内部の下地の寿命が少し長持ちする可能性が出てきます。


屋根材はスレート屋根のみの対応で、一般的には屋根塗装と一緒に取付を行っていきます。特に、2回目の屋根塗装の時にお勧めします。


ですが、屋根の状況によってタスペーサーの取付けが出来ないときもあります。

タスペーサーの取付けが出来ない屋根の状況

1、屋根材が劣化して反りかえっている

築20年近く、またはそれ以上に屋根のメンテナンスを行っていない場合、屋根材の経年劣化で反りかえってきます。この状態になってしまうと、隙間が出来てしまい、取付けても抜け落ちてしまいますので、設置ができません。

2、屋根勾配がある

5寸勾配以上、屋根の勾配がある場合は、こちらも取付けても抜け落ちてしまう可能性があり基本的にはお勧めしていません。


タスペーサーは、スレート屋根の重なり合う部分に差し込む形で取付けを行うので、ビスや釘などで留めるわけではありませんので抜け落ちます。タスペーサー取付の際にはしっかりと屋根の状況を確認することをお勧めします。

タスペーサーの取付け手順

高圧洗浄(水洗い)後に下塗り(シーラー)を入れてからの設置となります。下塗りの前に入れてしまうと、タスペーサーと下塗り材の相性が悪く、タスペーサーが劣化してしまう為です。

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取付ける感覚はスレート屋根材の一枚に2個設置します。(910mmスパン)特に難しい作業とかではなく、隙間に差し込んでいくだけの簡単作業です。取付け費用1個あたり250円~350円位です。(屋根の状況によります)場所によっては、スレート材が反りあがっていたり割れていたりする場合もありますので設置ができない箇所も出てきます。ですが、逆に隙間があるのなら取付する必要はないと言えるでしょう。

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適正スパンでしっかりと設置を行いましたら、その後、中塗り、上塗りと塗装をして仕上げていき完了となります。

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まとめ

屋根塗装の時にサブアイテムとして、一緒にタスペーサーを取付ける事によってメリットは出てきますので、お勧めです。必ずしも、設置してないといけないという訳ではありませんが、付けないよりか付けた方が良いと思います。


ですが、勾配が通常以上であったり、屋根の劣化が進んでいた場合は取付不可ですので、そこはしっかりと確認してください。