横浜市都筑区のI様邸にて、屋根カバー工事を行いました。

外壁塗装と一緒の施工で屋根塗装をご希望されていましたが、現地調査を行うと屋根材が複数箇所でひび割れや剥離していため工事内容が屋根カバーに変更しました。

屋根形状は片流れですが、屋根勾配が少ないので屋根材の不具合(ひび割れ等)は雨漏りリスクが高まります。

屋根材の劣化状況

屋根の面積は、70㎡でしたが、ひび割れ箇所の数は、40箇所近くありました。

屋根勾配が少ないので雨水が内部に入ると、より防水シートを傷める原因となります。

屋根材の反り返りが激しく、ひび割れを引き起こしていました。

防水効果が低下して、雨の日に屋根材(スレート)に雨水が染み込み、晴れた日に乾いてを繰り返していると反り返ってきます。

また、劣化が進行するとぼろぼろと剥がれてきます。

屋根の上を歩行すると、バリバリと割れる箇所もあり、屋根塗装では状況が悪化する可能性が出てきます。

屋根カバー工事の施工事例

仮設足場設置後に、外壁と一緒に高圧洗浄でコケや汚れを洗い流していきます。

高圧洗浄後に、材料の荷揚を行います。

昇降機が設置できるスペースがあったので、昇降機を使って屋根材や防水紙、板金材を屋根に上げます。

既存の棟板金材などを解体して、防水シートを張っていきます。

軒先には、水切りを設置していきます。

端部(ケラバ)に板金を設置していきます。

水切り、ケラバの設置後、新規屋根材を軒先から順々に張り上げていきます。

使用材料は、旭ファイバーグラスのリッジウェイを使用していきました。

色は、アーストーンシーダーです。

リッジウェイは、スレートと比較して耐久性が高く、軽量で意匠性にも優れます。

費用も安価な設定なので、屋根塗装を考えていた方もリッジウェイなら検討範囲になりえる材料です。

新規屋根材と並行して雪止めも設置していきます。

壁取り合いまで張り上げたら、板金材で仕上げます。

下地に樹脂製のタフモックを新設して、雨押え板金を設置していきます。

雨押えに換気棟を設置していきました。

壁取り合いにマスキング養生を行っていきます。

コーキングで仕上げます。

雨押え板金が仕上がりました。

反対側の屋根は通常の棟板金を設置していきます。

こちらも下地にタフモックを新設していきます。

板金材を設置して、棟板金が仕上がりました。

東面の屋根完成

西面の屋根完成

工事のまとめ

屋根は下から見えずらく、実際に上って点検しないと劣化状況がわかりずらいケースが多いです。

今回のように屋根の割れがひどく、放置していたら雨漏りに繋がってしまうこともあります。

なかなか屋根の点検する機会はないと思いますが、築10年~15年を目安に点検してくと良いと思います。

また、屋根塗装は屋根材の劣化を遅らせるために行う工事です。

割れや剥離がひどい状況で塗装を行っても、その効果を発揮できない場合がほとんどです。

劣化状況に応じた施工を行うことが大事です。