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外壁と屋根以外の付帯部分(木・鉄)の塗装を木鉄塗装といいます。

外壁と屋根が傷んでいなくても、木部と鉄部だけが劣化したり、

錆びたりした場合にはメンテナンスが必要な場合があります。

近年では、外壁、屋根材ともに金属(ガルバリウム鋼板)が普及して、

外壁屋根は半永久的にノーメンテナンスで問題ありませんが、

木と鉄に関しては、塗装が必要なお家が多いです。

一般的な施工箇所は、

「破風板、軒天、雨樋、窓枠、霧除け(庇)、戸袋、雨戸、面格子、濡れ縁、

水切り、換気フード、帯板、鉄骨階段、玄関周り、玄関扉、ベランダ笠木」などなどです。

そんな木鉄ですが、放置してしまうと木はやがて腐り、鉄も錆びて腐ってしまいます。

最悪は雨漏りの原因にもなってしまいますので、定期的なメンテナンスが必要となってきます。

今回は、木部鉄部の劣化状況と、施工手順をご紹介します。

木鉄塗装工事のメンテナンス時期

破風板の塗膜の劣化

屋根の側面にある木板ですが、一番劣化状況がわかりやすい場所ではないでしょうか。

日当たりの良い面が、とくに表面の塗膜が剥がれやすく、見栄えも良くないです。

腐らない様に定期的に塗装によるメンテナンスが必要になってきます。

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軒天井の劣化

軒天井が劣化するとベニヤ材が剥がれたり、穴が空きます。

軒天の場合は、剥がれてしまうとその修理を行ってから塗装で仕上げていきます。

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雨樋の劣化

止め金具が錆てきたり、雨樋自体が塩ビ使用により日焼けにより劣化していきます。

雨樋は古くなったら交換をお勧めしますが、10~20年位であれば塗装で十分です。

(写真は築25年以上経過しています)

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霧除けの劣化

霧除けの屋根鉄板部分の錆、木の傷みが出てきます。

雨漏りすると、霧除け内部が腐り崩れてきます。

そうなる前に、塗装での防水処理が必要になります。

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施工事例

破風板の事例

ワイヤーブラシで、旧塗膜をしっかりと落として、下地の状態を整えます。

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下塗りに錆止めを入れていきます。

(錆止めを木部にも塗装を行うと吸い込みがなくなり、上塗りの塗膜が長持ちします。)

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下塗り後に中塗り・上塗りを入れていきます。

(材料はウレタン系塗料で仕上げていきます。)

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霧除けの事例

木部分のケレン(旧塗膜を落とす)を行っていきます。

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破風板同様に2~3発塗膜を塗っていきます。

細かい場所は、刷毛塗り、他はローラーで仕上げていきます。

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霧除けの仕上がり

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軒天の塗装

ローラーで、2回塗っていきます。

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[木鉄塗装 施工前]

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[木鉄塗装 施工後]

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まとめ

木部や鉄部はお家の付帯部分として、非常に重要な役割をしています。

とくに木部は、環境にもよりますが、劣化スピードが早く

塗装後、6年ほどで塗膜が剥がれてくることもあります。

とくに、腐ったり、錆びて穴があいてしまうと、

塗装が出来なくなってしまうこともあります。

そのため状況によって、外壁と屋根とは別に木鉄塗装のみ

必要な場合もでてきます。

外壁や屋根が大丈夫でも木部鉄部が劣化していたら、

一つの選択肢として木部鉄部塗装工事もご検討の視野に入れてみてください。