横浜市保土ヶ谷区のT様邸にて、「雨樋交換工事」「枯葉ネット」の取付けを行いました。

築25年目で、屋根のカバー工事と一緒に雨樋の交換を行っています。

雨樋の状況

 

T様邸の裏には、木々があり「枯葉・砂」などによって雨樋が詰まっていました

雨水が正常に流れず、雨が降るとオーバーフロー(雨水の漏れ)してしまいます。

砂・泥がたまると重量があるため、雨樋の劣化が進むと「割れや破損」に繋がります

 

雨樋交換の施工事例

 

仮設足場を利用して、既存の雨樋・金具を解体していきます。

2F部分の雨樋交換の場合には、基本的に仮設足場は必ず必要となります。

 

 

軒樋と一緒に縦の樋と集水器の解体も行っていきます。

 

 

解体後、水糸を使用して新規吊り金具を等間隔に設置していきます。

(外壁塗装を行う場合などには、破風の塗装を行ってから金具を設置します)

 

 

竪樋の金具(デンデン)を設置していきます。

 

 

新規の雨樋は、「パナソニックのシビルスケアのPC50」を使用していきました。

色は、ミルクホワイトを使用しています。

 

 

軒樋を吊り金具に取付けて設置していきます。

 

 

竪樋もデンデン(金具)に取付けて設置していきます。

 

 

集水器(じょうご)を取付け、軒と竪樋を繋げます。

 

枯葉ネット取付けの施工事例

 

軒樋に枯葉ネットを取付けていきます。

ネットを設置することによって、枯葉による詰まりを防ぎます。

ただ、枯葉ネットを取付けても「細かい葉や砂」は入ってしまいます。

完全に異物の侵入を防ぐことはできませんので注意が必要です。

 

 

ネットをプラスチックの留め具に固定して取付けていきます。

集水器の上にもネットを綺麗にカットして取付けていきます。

 

 

枯葉ネットを取付けて雨樋交換工事の完了です。

工事期間は、軒樋50m、竪樋30m、集水器7箇所の交換とネット取付けで計3日間でした。

 

工事のまとめ

 

雨樋のメンテナンスは、「10年目」くらいで外壁塗装と一緒に塗装を行ってあげると綺麗に保てます。

その後、「20年~30年目」で、劣化状況に応じての交換がおススメです。

雨樋も劣化や雪害などの影響によって、割れや勾配が逆になったりして、雨水が漏れる原因となってきます。

また、今回のように枯葉や泥がたまってしまうと破損に繋がります。

枯葉の詰まりが気になる方は、枯葉ネットの取付だけでも行えますが、雨樋の形状によって、ネットの種類の選定や取付けができないものもあるので注意が必要です。

最後に雨樋の工事には、仮設足場が必要なので、単体の工事よりも他の工事と一緒に行ってあげるとコストが抑えられるますのでご検討してみてください。

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